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着物関係で知り合った、京都の染物屋さんと、かびさんのご友人で、
京都にお住まいの方両方から推薦があったお店でした。
お店の雰囲気もよく、期待以上のお料理でした。
突き出しは、聖護院かぶらを、干しえびと干し貝柱の出しで炊いたもの。
柚子と青菜、海老のそぼろが乗っていました。
日本酒の八海を作っている酒造メーカーが作っているというビール。
和食にあう味で、残り1本だというので、珍しく飲んでみました。
ちょっと黒ビールっぽい味。冷えてなくても合いそう。
おわんは、白味噌のお雑煮。揚げた粟もちが入っていました。
この時期、お椀物はお雑煮先取りが流行なんでしょうか(笑)。
モンゴウイカのお刺身。塩と柚子で。
次は、北海道のマグロ。海苔をたまりと醤油と酢でのばしたもので、づけふうに。
上に乗っているのは、茗荷。
ぶりをさっと湯引きして、ポン酢ジュレで。
上に乗っているのは茹でた黄ニラとネギと赤柚子コショウ
次がびっくり。指し渡し50センチくらいある、大皿盛りの「八寸」
2人前盛りで、右の写真が1人前分。
このお店の売りだそうですが、量と美しさに感激。
食べておいしさに感激。
←一品ずつの解説は、この写真でどうぞ。
もうこれで終わりかと思ったら、煮物が出てきました。
太い堀川ゴボウの中心に鶏のつくねを射込んで、
湯葉と生麩を添えたものに、溶き卵入りのアン。
黒七味がパラっとかかってぴったり。
〆のご飯は、土鍋炊き。一組にひと鍋。
ころあいを見て炊き上げ、炊き立ての
ふたを開けたところを見せてくれました。
ピカピカのおコメで、湯気とともに香りがふわーっと
流れてきて、おなか一杯なのに食べたくなる演出。
牛肉とゴボウの時雨煮に
すりゴマをポン酢でのばしたものが
少しかかっていて、なるほどの味。
お味噌汁のだしは、昆布とカツブシに
その日下ろしたお魚の骨を焼いて取ったものを
あわせているそうです。今日はぶりだったそうで。
味は良かったけど、ちょっと生臭さかったな。
デザートは、イチゴのムースと、みかんのゼリーにクリームチーズのソースと
ワラビもちの3種でした。ワラビもちとみかんゼリーを選んで半分こ。
これで、6,300円は大満足。
お店は、町屋を改築した、おしゃれで清潔なしつらえ。
お料理に感激して、うっかりお店の写真を取り忘れたので
店内の様子は、HPの写真でどうぞ。
ご店主は、高台寺茶寮の元料理長だったそうで、41歳。
修行時代に、お茶やお花も習ったそうで、それが、料理の盛り付けや器の
センスに現れているのでしょう。
室蘭出身だそうで、よくここまで頑張ったなぁと、我々4人、
親戚のおじさんおばさんにでもなったような気持ちになってうれしくなってしまいました。
外まで送って出てきてくれたご店主に、感謝と激励の心を込めて、
かわりばんこに握手して帰ってきました。
ああ、いい夜だった!
■京甲屋
京都市中京区堺町通蛸薬師上ル甲屋町390
075-708-5605
定休日:毎週水曜日(祝日の場合は営業)
錦市場の「麩嘉」の左横の道を、錦を背にまっすぐ行くと、左手にイノダの本店があり、
そこを過ぎてさらに50mほど行った右手にあります。